外壁塗装では、なぜウレタンやシリコンを選ぶ人が多いの?
コラム
外壁塗装を行う際、人気のある塗料として、ウレタンやシリコンが挙げられます。
なぜこの2つの人気が高いかと言うと、耐久性と価格のバランスが良いためです。
ウレタンは弾力性があり、優れた耐候性や耐久性を持っていますから、春夏秋冬で目まぐるしく気温や湿度が変化する日本ではとても利便性の良い性質を兼ね備えています。
また、シリコンは防水性に長けており、梅雨など雨季の時期が多い気候に適した素材になっています。
シリコンは表面が柔らかく柔軟性もあるため、ひび割れが起きにくいといったメリットもあります。
これらの塗料は比較的価格が手頃でありながら、十分な性能を発揮するため、多くの人に選ばれています。
しかし、予算的に余裕がある場合には、フッ素や無機塗料もお勧めです。
フッ素や無機塗料は人体や環境にやさしい塗料でありながら、耐久性や耐候性にも優れています。
そして何より耐用年数が圧倒的に長いです。
環境次第ですが、20年以上良い状態を保てる可能性もあります。
これらの塗料は少し価格が高くなりますが、その分性能も高くなるため、長期間にわたって外壁を保護することができます。
外壁塗装を依頼する際は、どうしても価格に目が行きがちですが、ランニングコストを抑えるためにはどんな塗料が良いのかといった視点も頭に入れておくことをお勧めします。